サヨナラCOLOR

2005年9月2日 MOVE
会社最寄り駅から渋谷は遠くは無いものだけど、「ユーロスペース」に行くのは初めてで、しかも場所もよく分からない。が、そのまま行ってみる。
行き当たりばったり好きなのだ。
地理感は多少持っているつもりでしたが(方向音痴ではない方)、場所がほとんど分からないと等しいもので、一番最初に凄く近づいたようなんだけど、分からないからそのまま246沿いをがーっと歩いてしまい、暑さもあって『見つからない・・・映画は観られなくとも、悔しいから場所だけでもはっきりさせて帰ろう』などと早くも弱気になって歩く。
セルリアンタワー裏、うろうろしていたら「ユーロスペース2F」の看板を発見!
『やった!でも、入り口どこ?階段上がるの?』
そのビルの入り口が見つからなかったけど、とにかく何にもない階段を恐る恐る上がってみたら、天の助け!
「どこに行きたいの?」
ヤマト運輸のお兄さんが階段にいた私を追い抜かしざま訊いてくれた。
「ユーロスペースに」
「こっち」
小さなビルの入り口に入るお兄さんに誘導される。
「ここ裏口だから」
あぁ、納得!お兄さんがいなかったら、もう少しウロウロと不審者風に歩かなきゃいけない所だったよ。表側に出る。
「ここの階段上がったらあるから」
「ありがとうございます」
お兄さんは私のお礼もそこそこに、1階にあるアニメショップに消えていきました。
すっごい、感謝!!
柄本明の息子も行くユーロスペース(松尾スズキ著/文庫:ギリギリデイズ P78 参照のこと・・・松尾スズキの文体はなんであんなに面白いの?)に到着し、さっそくチケ購入。

観てきましたよ、『サヨナラCOLOR』
あんなにこじんまりした映画館だとは知らなかった・・・でも椅子の座り心地は良かった。狭いのに、一番後ろの席だとすでに見辛いけど(私だけ?)
ひとつ前の列の背のでかい兄さんが動くとスクリーンの端が観れなくなるのが気になったけど(背が高いからじっとできないんだろうね・・・でもそれ多分毎回のことだろうし、そんなら一番後ろに座って下されば良かったのに・・・とわがままを言う)
男の人が多いのが目立ってました。意外と年齢層あり。一人鑑賞はザラ。
原ひさ子さんがすっごくかわいかった!
いや、原田知世さんもかわいいのだけど。水田芙美子ちゃんも大変かわいいのだけど。
世界観は不思議なものでしたが、懐かしさも感じる。青空と海と風が気持ち良い。
豪華脇役人、館内で一番笑われていたのが安齋肇さん(空耳アワー)でした(笑)全員確認できなかったよ!音楽担当の3人は比較的分かりやすかったけど。
泣ける映画なのかもしれない・・・でもあのあっ気なさはぷつんって感じの途切れ方な気がする。
今後、新宿や吉祥寺でも公開。

2週続けて映画を観た。6・7月と8月もほぼ(『皇帝ペンギン』はおいといて)観れなかったので良かったよ。秋になるとますます映画館に足が向かいそうです。

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