GO TO HAMAMATSU 1

2005年5月14日 旅行
変なタイトル(爆)

最寄り駅から、始発より2番目の電車に乗り、東京駅に着いたのは朝7時過ぎのことだった。
私の乗る新幹線・こだまの発車時刻は7時25分(くらい)。余裕だ。
朝食がまだだった私は、新幹線乗り場に近いお弁当の売店の前に立つ。今回は「行き帰りに駅弁を賞味」する予定だ。
先ほども記述した通り、時間は7時を過ぎたところ。それなのに、お弁当の多くは売り切れの札がかかっていた・・・ここは東京駅。土曜の朝、皆ここから出かける。そう考えたら当たり前なのかもしれない。
何が人気かも分からない中、取り敢えずヘルシーな感じで「30品目弁当(850円)」を購入。
そのお弁当を持ち、新幹線の自動改札に切符を滑り込ませた。

指定席の為、慌てることはない。
「ぷらっとこだま」安い上に指定だなんてサンキュー!そしてドリンク付きもサンキュー!ホームのキオスクにて「お〜いお茶」をGETした。

席は窓際でこそなかったが、別に気にしない。乗れて座れて現地に着けばOK!隣は物静かな女性だった(一人なのに煩いのはどうかと思う)。彼女はコーヒーを手に持ちやって来て、着席するなり文庫本をずっと読んでいた(別にストークとかしないので、何読んでたとか、どんな顔だったか、なんてことはまったく覚えてない)。
そう言えば、席の近くにちょっと気になるご婦人がいた。モダンな帽子から見える白髪のきれいな、スーツ姿の上品そうな(いや、絶対上品)ご年配のご婦人で、東京駅から乗って、新横浜で降りた。指定席で一駅・・・どちらに行かれたのかしら?

お弁当は東京駅を出てから即開封!しかしヤツ(しいたけ)がいた為、早々に29品目に!でもヤツ以外は全て食べられるものばかり(←その表現おかしい・・・)。
ご飯は金平ご飯で、大好きなレンコンやマメも入っていたし、お魚も鶏肉も美味しかったし、南瓜の茶巾もシナモンが効いてて美味しかった。29品目(正しくは30)入っているんだな〜と数えながら楽しく食べられたので良かった(料理名&品目名のお品書き付き!)。一人で食べてる割にはゆっくりじっくり時間をかけたので、満腹、満足。
その後、携帯で音楽を聴きながら、始終ボーっと過ごし、9時半には浜松駅に到着していた(浜松で降りる人は少なめだった)。

お休みのこんな時間に付き合ってくれたお友だちに感謝☆
駅を出てバスのロータリーに向かうと、浜松在住のIさんが待っていてくれた。本当ならば、ジュビロ磐田のTOPの前日練を一緒に見に行くはずだったのに・・・非公開と分かっても、Iさんは付き合って下さった!大感謝☆(しつこい)
さっそく、浜松を飛び出し、郊外へ。山なんかも見え出して、向かった先は竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)と言う鍾乳洞!何かしらの鍾乳洞に行きたかった私はとても嬉しかった。
車の中で彼女は「かなり昔(十年とか)に行ったきり」と言っていて、「蝙蝠がいて、なぜかコウモリガサも吊るしてあった(笑)」と発言!そんなぬるい所なのか!?

駐車場手前に野菜などの直売所があって、人が何人もいた。まだ10時過ぎだというのに・・・
さっそくチケット(650円)を買い、鍾乳洞に挑むことに!しかし入り口で足が止まった。そこには車中で聞いた蝙蝠が!「フルーツコウモリ」とかなんとか・・・餌をがっつく蝙蝠たちが地面に這い蹲る姿とか、オスとかメスとか、手足の指(?)が細く長い様とか、じっくり観察。ちなみに入り口担当の従業員のおじさんが、私たち以外人が来ないのをいいことに、近くにやって来て説明をしてくれた(ラッキーなのか?)。
さぁ、その場を離れて行くか!と思った瞬間、あの、あの、「コウモリガサ」発見!ボロボロのコウモリガサがぶら下がっていた事実に爆笑だった。
鍾乳洞の中は暗く(当たり前)、水っぽかった(?)。普通に歩いても25分かかる道程らしい。そこをゆっくりと見ながら歩く。本当に自然って凄いと思うことしきり。あんな神秘的なものがどう形成されるかなんて、ちょっと考え付かない。それが良いんだろうな。
面白かったのが「あれはチョコレートコーティングみたい」「まるでベーコンだね」などの食べ物比喩。それを2人で延々と言っていた。
薄暗い場所は最初薄気味悪く感じたりもしたが、とても興味深いものだった。一番凄かったのは大滝。高さもあって見事。一度体験すると面白いと思う。戸田翁(発掘の中心者)凄い!素晴らしい!
何か「いやげもの(BYみうらじゅん)」的ものを買おうとしたのだが、石とかかわいくて、むしろ欲しかったくらいかも。ふくろうが横になっている置物は変だった。
外ではアイスクリームを奢って頂いた!渋川茶アイス、美味しかった。Iさんは古代のチーズ・蘇(そ)。味見をさせてもらったこれは、チーズっぽくはなかったが、あっさりしていてなかなか美味しかった。

その後、浜名湖を一周して貰うことになった。とある場所で「展望台」という看板を発見し、登ってみることに。これがとんでもなかった。舗装されているのは途中までで、急に車が一台しか通れない狭い幅の砂利道。「本当にこれでいいの?」と不安を抱えつつ途中まで登る。これが凄い坂だった!それをマニュアルで登るIさんがかっこいい!本当に凄い!途中で車を停め、そこから見た浜名湖の眺めは本当にきれいだった。デジカメに収めてはみても、やはり肉眼で見たものの方が美しい。謎の「展望台」は結局分からなかったが、みかん畑をぬってそのみかんの花の甘い香りの中、高い位置から気持ち良い風を受けて見る浜名湖周辺。いい思い出になるね。ちなみに車が2台通りました。すれ違えなくて大変だったり。
競艇してる場所も見れたし、遠州灘も見た。水辺の気持ち良いこと。もともとドライブが好きだし、風景を見るのは楽しい。そこまでで、3時少し前。一度別れてホテルにチェックインすることにした。
ホテルは駅まん前。少し早めだったにも関わらず入れて頂いた。部屋はタバコの匂いを除けば小奇麗で安いし、また利用しても良いかなと思う。

4時にホテルの前。ちょっとだけ野暮用をし、春華堂にお徳用うなぎパイを買いに行き、ジュビショップに行って、ショパンの丘を歩く(ショップに行く時、アクトから大量のおばさん、おばあちゃんが流れてきた。天童よしみ公演の帰りだったらしい)。その後メイワンで靴下を買って、ぼちぼち夕飯の時間。食べるものは決めていた。『鰻』だ!浜松で初鰻☆足掛け何年目?
チョイスしたのは「あつみ」(http://www.sala.or.jp/~unauna/)。4代続く老舗だそうで、お腹が空き過ぎてあまり大量に詰め込むのは危険だったので(笑)、うな丼(2000円)を。これが・・・本当に美味しい!鰻はやわらかくて箸で簡単に割ける。う〜ん、こんなに美味しいものだったのか。次は白焼きも挑戦したい。丼でも十分な量(丼が1匹、重は1.5匹とか)。お座敷だと、お孫さんの凧だの五月人形だの飾ってあり、会計時にお孫さんの話をすると、普通のおじいちゃんの顔を見せながら鰻を焼いていた大将。写真も店に飾ってるほどの熱の入れよう。美味しい鰻が食べられた上、微笑ましい気持ちにもなる。

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