R&J

2005年2月6日 演劇
悲しいことに、職場の同僚が辞めてしまった・・・が、水曜日には会いますけどね。
今後も遊んで貰う方向で。

土曜日の昼間、友達と『SHAKESPEARE’S R&J』というストレートプレイを観て来ました。
それは昨年。フリーペーパーで先行予約をすると書いてあったのが縁。隆ちゃん出演ってのがポイントになって(生で佐藤隆太を見たかったのだ)、お昼に温く電話して、余裕でゲット。
ぶっちゃけ、当日まではどのようなお話か分かりませんでした(爆)。出演者が男性4人で、学生さん役で、『ロミオとジュリエット』を演じる〜てなくらいの知識です。

パルコ劇場、後ろの列ではありましたが、見やすかった。
セットは椅子2脚と箱(2人が座われるくらい)。小道具はノート、懐中電灯、キャンドル、赤い布、本。
舞台の上にさらに小さめの舞台があり、常に椅子や箱を動かしてその場面を作る。照明とバック、音などで変化を加える。
感心したのは、長い長い赤い布の使い方。
剣にしたり、血にしたり、ショールにしたり・・・

厳格なカトリックの学校にいる4人が、内緒で禁じられているシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をリーディングし始め、変化してゆく。

起立の厳しさを行進のような動きで表すのですが、その足踏みが客席にも震動を与えて、もの凄い臨場感。
動きが多いし、セリフも長い!
学生1の首藤康之さん(バレエダンサー)、学生2の佐藤隆太さん(俳優)、学生3の小林高鹿さん(俳優)の3人が、ちょっとセリフを噛んでいました(嫌な観劇者・笑)。
学生4の浦井健治さん、面白かった!この方は随分いろいろな舞台を踏まれているようで(いや、他の人もなぁ・・・)、R&Jの中で乳母役を演じるのですが、特に、女3人(ジュリエット:隆太、キャピュレット夫人・・・ようは、ジュリエットのママ:小林さん)が縫い物をしながらの会話シーン、楽しかったです♪
一部、二部と、真面目なストーリーなのですが、笑えるシーンもあったのです。
そういえば、「あれ?それは『夏の夜の夢』っぽい」と素人ながらに思ったセリフがあり、後でパンフレットを見たら、同じようなことが書かれていました。
ぶっちゃけ、シェイクスピアなんて、よく知らないさぁ!
だから、中々入り込むのが難しいかなぁって思ったのですが、そんなこともなかったです。
4人は学生なので、学生服でR&Jを演じる訳です。男性ですが、女性の役も演じます。複雑なようですが、ちっとも。
リーディングだけでは収まらなくなって演じ始めたら、動きがどんどん多くなる〜。で、ちょっとキスシーン多くない?(笑)
まぁ、男前揃いなんで、いいですけど・・・(は?笑)
キスするのはロミジュリだけですけどね。

この舞台は、脚色・演出を、御本人がしています。
ジョー・カラルコさんは、7年前にこの芝居を書き、賞も受賞しているとか。
美術・衣装・照明・音響も外国の方で、プログラムには、キャストのみが日本人で、それ以外がオリジナルスタッフだと書かれています。
それって、なんとなく凄いな・・・
観劇されていた方々、思ったよりも大人の方が多く占めていました。
2回、ご挨拶に来て下さった4人ですが、首藤さんのお辞儀、手が床に着きそうでした。柔らかいのね〜本当に。小林さん、ハケる時にコケたふり?(笑)隆ちゃんの見せた笑顔がかわいかった。浦井くんはハケ際にもう一度ペコリとお辞儀していきました。

その後、飲みに行きましたが・・・久々にやってしまった・・・記憶が(爆)地元の友達と一緒で良かったよ(あ〜あ)。
当分、酒は飲みません。
でも、鰭酒は飲みたい予定(笑)。

本日、家の近所で飛行船が飛び回っていました。家の真上を飛ぶ飛行船でした。

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